mineoマイそくスタンダード5ヶ月使用レビュー(感想 )と解約理由
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mineo(マイネオ)マイそくスタンダードという月額990円でデータ使い放題のプランがありますが、通信速度が1.5Mbpsまでしか出せなかったり、平日12時~13時はネットがほぼ使えない速度(32kbps)になったりとなかなか尖った仕様となっており、本当に使えるのか気になりますよね。
実はマイそくスタンダードは普通に使えます。私が実際に5か月使ってみて、ほとんどのアプリが問題なく使えていました。
ただ一点、私がよく使うアプリの利用には厳しいという事で解約することになりました。特定のアプリの利用を重視する場合、あわない人もいると思います。
この記事では5か月間のマイそくスタンダードプランの使用から感じたメリット、デメリットを紹介。この記事を読む事でマイそくスタンダードが自分にあっているのかの判断がしやすくなります。
結論、写真を多用する地図アプリやSNS、オンラインゲームなどのリアルタイムで大量の情報表示を必要とするアプリをあまり使わないのであれば、マイそくスタンダードはおススメ出来ます。
マイそくスタンダードプランのメリット
マイネオマイそくスタンダードプランは月額税込990円で、1.5mbpsという中速でデータ使い放題となるプランです。
私がマイそくを契約した理由は、以前契約していた楽天モバイルの機能である1Mbpsでデータ消費を抑えるモードを使ってみて、1Mbpsという速度が私にとっては問題ない速度だと感じた事と、外でデータ消費を気にせず動画が見れるかもと思ったからです。
まず、最大1.5Mbpsの使用感としては、予想通りほとんどのアプリが問題なく使えました。画像の多いWEBサイトなどは多少待ち時間が発生する場合がありますが、ワンテンポ遅れる程度なので私はそこまで気にはなりませんでした。
特に感動したのはデータ消費を気にせず動画が見れる点です。今までギガの消費が怖くて、外でYouTubeなどの動画コンテンツを見ることが出来ませんでした。
マイそくスタンダードであればデータ消費を気にせず、外でYouTubeやAmazonプライムを見るという新しい体験を提供してくれました。
速度は最大1.5Mbpまでなので、画質は低画質~標準画質程(480P以下)となりますが、スマホの画面で見る分には標準画質でも十分に綺麗です。
その他、ライトなゲームなら問題なく遊ぶことが出来ました。
マイそくスタンダードを利用している方の口コミや評判を見ると、概ね同じような点で満足している方が多いようです。
マイネオマイそくのデメリット
マイそくには最大速度(3Mbps、1.5Mbps、300Kbps、32Kbps)で月額の違うプランが用意されています。全ての速度プランに共通するマイそくのデメリットとしては、
①平日12時~13時の時間は、最大32kbpsの速度になる。(ほぼネット使えない)
②データ使い放題だが三日間で10GB以上使うと、速度制限かかる(最大32kbps)
というのがあります。マイそくが速度の面以外で適するかどうかは、上記のデメリットが許容出来るかという部分が大きいと思います。
私の場合は、①の12時〜13時の間ほぼネットが使えないというのは、昼食時のスマホ決済が使いにくくなり、最初はちょっと不便に感じました。
ただ、iPhoneの電子決済機能のアップルペイはネット回線の速度に影響なく使える事がわかった事と、お昼は最初から使えなくなることを予測してスマホを利用するようになり、お昼はネット断食の時間だと考えるようにした結果、段々と慣れていきました。
②の三日間10GB縛りというのも、最初は動画とかいっぱい見ていたら10GBとかすぐ超過しちゃうのかなぁとビクビクしていたのですが、あえてヘビーにデータ利用をして、実際に三日間でどれくらいデータを利用するのか計測したところ、三日間で3GB未満に収まっていました。
動画の標準画質であれば一日5時間程度見続けても3GB程度に収まるので、1日中動画を再生した状態で放置をしない限りは、10GBを越える心配はないとわかりました。
また、私の場合Wi-Fiのある自宅で仕事をすることもある為、データ消費を抑える事ができていたのだと思います。
私がマイそくスタンダードプランを解約した理由
①、②の弱点は私の場合は許容出来ました。なのでマイそくスタンダードプランは1000円程で中速データ使い放題という事で気にいっていました。
ただ、私が許容出来ない問題が出てきました。それは
Googleマップの写真表示がもたつくという事です
私はよく旅行やお出かけをする際にGoogleマップを多用します。
写真というのは場所の外観や飲食店におけるメニューの確認といった重要な情報を得られる物です。写真は私にとって非常に重要な情報収集手段なのですが、1.5mbpsの速度だと、Googleマップの写真表示がかなりもたつきました。
表示場所の写真投稿数やマイネオの速度状態にもよりますが、概ね写真表示は遅いと思うレベルなので、地図アプリの写真情報を重視する私にとっては、これはちょっと不便だなと思いました。
一応Googleマップの設定をいじったり、他の地図アプリなどで対応出来ないか検討してみたのですが、私の望むレベルには至らず、もっとよい回線はないかと考える事となりました。その他、インスタグラムなどの写真系SNSやオンラインゲームなど、リアルタイムで大量の情報読み込みを要するアプリは苦手という事もわかりました。この辺のアプリを多用する人は注意が必要です。
補足:わたしの利用していたマイそくは、docomo回線のDプランなので、au回線のAプランならまた違った使用感であった可能性もあります。噂ではAプランの方が速度は安定
これらの弱点がわかった後もしばらくマイそくを使っていました。でもデータ消費量の計測を続けた所、月レベルで私のデータ消費量は7GB程収まる事がわかりました。
無理にデータ使い放題の回線を使わなくても、10GB程度のプランなら私の場合ほぼデータ使い放題のような形になるのではないかという考えに至りました。
この気づきから、マイネオを解約することとし、iijmio とpovoという回線に乗り換える事としました。
マイそくスタンダードプランをおススメ出来る人
私の場合Googleマップの写真表示を理由にマイネオのマイそくスタンダードプランを解約する事にしましたが、写真表示以外はマイそくは概ね快適でした。WEBページ閲覧は全然問題ないですし、やはりデータ消費を心配せず使える安心感はありました。刺さる人には刺さるプランだと思います。
またテザリングにも対応している為、Wi-Fi用タブレットやパソコン用のネット回線としても利用可能です。ネットの固定回線として利用している方もいるようです。
マイネオマイそくプランはいくつかプランがあり、最大通信速度で値段が変わるようになっています。
プラン | 通信速度 | 音声通話SIM・データSIM | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
プレミアム | 最大3Mbps | 2,200円 | ||||
スタンダード | 最大1.5Mbps | 990円 | ||||
ライト | 最大300kbps | 660円 | ||||
スーパーライト | 最大32kbps | 250円 |
私のおすすめは最大速度1.5mbpsの月額990円(税込み)で利用出来る「マイそくスタンダードプラン」です。
スーパーライト(32kbps)、ライト(300kbps)、プレミアム(3Mbps)は、内容の割に値段が高い印象があります。似たような内容でもっと使いやすい別会社のプランがあるからです。
マイそくスタンダードプランは現在のスマホ回線市場においては、月額1,000円以下で、普通の速度でのネットをほぼ使い放題となる面白い個性を持ったプランとなります。
人によっては、テザリング機能と併用する事により、パソコンとスマホの両方のネット通信を月1000円で賄う事が出来るかもしれません。
マイネオマイそくを検討されている方には「スタンダードプラン」がおススメです。
まとめ
マイそくスタンダードの特徴をまとめると
これらの特徴をふまえて契約を考えてみてください。
契約の申し込み手順が不安な方は下の記事も参照してみてください。